今回はマツの剪定事例になります。東京の大田区の個人邸に植えてあった高さ4.5m、枝幅3mほどの松の剪定作業をしてきました。和風のお庭にふさわしく綺麗にされている松で。僕が初めてこの松とに出会った時にも既に素晴らしい方に仕上がっていました。
天気予報を見ると雪予報が付いていて、至急剪定を行うことになりました。
全然お話が変わりますが、雪が積もっている松や和風のお庭はとても見応えのあるものになります。
ということで、ご依頼主から雪が降っても枝折れしないようにとのことでしたので、枝折れ対策を行いながら剪定してきました。
松(マツ)とは
松はマツ科マツ属に属しており、剪定は容易でなく何年もかけて枝ぶりを作っていく必要のある上級者向けの庭木の一つです。
和風のお庭に松があるとしっかりとした腰つきでお庭が一味も二味も違うものになります。
松(マツ)の基本的な育成方法
マツは基本的にお手入れがかかさない樹木で毎年お手入れが必要になります。
松(マツ)の剪定事例
松のお手入れには伸びすぎないように剪定する意図と、日光を松全体にあて、樹木が弱らないようにする意図があります。
剪定をせずにいると枯れ葉が溜まっていき、下枝や、幹に近い方の葉がどんどん枯れていきます。松の木は一度枯れた位置に新しい芽を出すことはほぼないので小さくする剪定や空間が空いた箇所を埋めようとすることがとても困難になります。
剪定は黒松が一番剪定しやすく、続いて赤松、3番目に五葉松となります。
今回は普段行っている剪定に枝折れ防止を含めた剪定を行ってまいりました。
松の剪定料金
高さ4.5m、枝幅3.0m、玉数10個の松剪定
- 松の剪定料金26,600円(税込)
- ゴミ処分費で3,300円(税込)
合計29,900円ほどになりました。
松の剪定事例についてのまとめ
松の剪定は、剪定自体を何故やっているのか、何をやっているか理解し、どの部位がどうやって成長してくるのか知っておかなければ剪定後におそ松になってしまう。一度覚えてしまうと松の剪定は時間はかかるが、剪定のやりがいは他のどの植木よりも高いものになる。