本日は目黒区のお庭にあり、ひと際目立つ形をしているマキやキャラボクをお手入れしてきました。

今回お手入れしたマキの形はタマチラシで、「マキやキャラボクなどの仕立て方5選と代表的な樹木の紹介」にこちらでご詳しく紹介しています。気になる方はこちらをお読みください。

今回のお庭を一度お伺いした時にはこのようなお話をお伺いしました。

  • 母親からお庭の管理を任されたけどどうしたらいいかわからない
  • できるだけ道路面に伸びた枝を切ってほしい
  • 母が大事にしていたので枯らしたくない
  • この表からも見えるマキの木の形よくしてほしい

以上のことをふまえ今回は庭木全体で、この時期にばっさりきっても枯れる心配がある植木がなかったので、伸びすぎた枝葉はなるべく切り、道路面に伸びていた枝を深く切り形を良くしたときの作業事例のご紹介記事になります。

お庭データ詳細
作業名刈込
樹木名マキ
樹木の分類常緑針葉樹
建物の種類戸建て
植栽管理料金16,060円

庭木でひと際目立つ形のタマチラシの刈込

マキのタマチラシは他の樹木を剪定するのとは違い、やはり形が重要になってきます。

基本的に今ある木の形に添って大きなハサミを使って刈っていきますが、マキやキャラボクは全体的に伸びやすく、少し間違うと枯れやすいので時期を見定める必要があります。

また2年ほど放置すると元の大きさに戻すのが難しいです。

理由としては木を元の大きさにするためにに2年分の枝葉を切っていくんですが、切る量により木の負担が変わり玉になっている部分が枯れてしまうことがあります。

木の元気の良さを見て判断をします。

マキとキャラボクが枯れないお手入れ時期

マキは常緑樹で常に葉が付いているのですが、1年を通して葉が伸びてくるのは、やはり4月ごろからゆっくり新しい芽が出てきます。

この時期は成長スピードが遅く、梅雨明けには4月の頃に比べると格段に葉の伸びるスピードは速いです。

このことから4月頃からお手入れしても新しい芽がどんどん出てくるのでお手入れをしても枯れにくいです。

また、どの樹木にもいえますが、真夏のお手入れは避ける方がいいです。ですので30度を超える日は枯れてしまう確率がグンと上がるのでお手入れは極力控えます。

そしてマキはもともと温かい地域の樹木が輸入されたものなので冬場は基本的にお手入れを控えます。

実際のマキとキャラボクのの刈込作業前後

下記の写真は実際に目黒区にて刈込んだマキの作業前の写真です。周りに灯篭などもあり、見事なお庭です。

maki-tamachirashi-karikomimae

下記はキャラボクの刈込後です。

kyaraboku-tamachirashi-karikomigo

丸い形が同じ木の枝でたくさん作られているのが写真を見るとお分かりいただけると思います。この形がタマチラシです。

刈込方法は上の玉から下の玉に向かってお手入れをします。これは刈った葉っぱがどんどん下に溜まっていくのでお掃除をするときに2度手間になってしますからです。

あとは小さくしたい大きさに刈込バサミを使って切っていきます。

マキの刈込にはトリマーの機械は不向きでマキの葉を刈るのにあまり適してく、刈込んだ後の仕上がりが悪く枯れやすくなります。

※ご自身でお手入れする方は脚立を使うときは十分に周りに注意して行いましょう。良く、お怪我のお話を聞きますので本当に気を付けてください。

写真を見て奥の方が道路になるのでお客様の要望に合わせて深く刈込み喜んでいただきました。

マキの刈込料金(タマチラシ)

高さ3.5m、枝幅3.0m、玉数10個のマキ刈込(タマチラシ)

  • マキの刈込料金13,860円(税込)
  • ゴミ処分費で2,200円(税込)

合計16,060円になりました。

適正時期にひと際目立つマキのタマチラシのまとめ

マキとキャラボクのお手入れ時期は4月から梅雨終わりまでと真夏が終わってから12月頃までにお手入れすると枯れにくいい。

写真のようにタマチラシをお手入れする場合は十分に怪我に注意して、マキの場合は刈込バサミを使った方が綺麗に仕上がり、枯れにくい。

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