ひと際大きな桜が昔からお家にいて、春になるとそれは見事な花が咲いてくれる。
そんな大切な桜は20mほどまで大きくなる樹木ですが、あまりにも大きくなりすぎて家の敷地からはみ出し、近隣のお家からクレームが来てはいないでしょうか?
クレームが来てどうにかしなければいけないと思いつつも、桜は切ると枯れてしまうということを聞いたことがあり踏みとどまる方が多いのではないでしょうか。
桜は切ると枯れてしまうと聞いたことがあると思います。実際にたくさん剪定してしまうと桜は枯れてしまいますし、弱ってしまい、やがて枯れてしまうことも少なくありません。
実はそんな大きな桜は小さくても元気なままの姿に変えることができます。
今日はその桜の小さくしたまま元気な姿にする方法をお伝えします。
まずクレーム先に植木屋さんを探していることを伝えましょう
動いてることを
それでは植木屋さんを探しましょう
桜の剪定ができる。自分が頼もうと思っている
何故、桜は剪定をすると枯れてしまうのか
まず桜は剪定すると何故枯れてしまいやすいのか簡単にご説明します。
サクラは剪定をすると切り口菌が入りやすい
植木には切った箇所や損傷した場所を治す治癒能力があります。この治癒は傷を負ってからすぐに始まりますが、桜は他の樹木と比べて傷が完治するまで時間が長いです。
また、サクラを好む菌がいて、この菌は桜に悪さをして菌が入った幹や枝を枯らしてしまいます。
必要な光合成ができなくなる
剪定をたくさんした場合、葉っぱの量が格段に減り、光合成によって生産されるはずだった栄養が減り植物の成長が妨げられます。
剪定後なので光合成量が足りず桜は元の葉っぱの量に戻ろうと葉芽が活動し始めます。ですが、栄養が作れない。この悪循環に陥ってしまいます。
蓄えていた栄養の使い方が変わる
本来起こるはずがなかった剪定箇所の修復にもエネルギーを使うため剪定後はやはり大変なのですが、、もともと葉っぱを出す予定であった枝の葉芽は大量に剪定されたため無くなり、動くはずではなかった桜に残った幹や枝に潜んでいた潜伏芽というものが動かざる負えなくなり、栄養の使い方が変わります。
つまり剪定をすると菌が入り、光合成が上手くできなり枯れてしまうことが多いです。
ですがそんな桜にも上手な対処方があります。
大きな桜を小さくても元気な姿のままに変える段階的な剪定
それは「桜を最低でも3~4段階に分け、季節を間違えず剪定する」です。
説明を始める前に1点、まず桜を剪定するときの注意点は腕くらいの太い幹や枝を切った後は癒合剤を塗ることを忘れないようにしましょう。
ではご説明します。
1段階目の剪定
桜の太い枝や幹は必ず冬(葉っぱが全て落葉すれば大丈夫)の季節に切ります。これは病原菌の動きが鈍くなり、桜の中にある水分が外に出る量が少ない安全な季節だからです。
桜の体調を衰えさせず小さくするのは、いきなり大量の枝を切らないということが大事です。
これは春に葉が元々出るはずだった箇所を残しつつ、剪定後の潜伏芽の動く量を少なくし木の中の栄養の使い道を普段通りになるべく近づけ、普段通りに葉っぱの量を出してもらうでためです。
そして切り口の治療に専念してもらい、栄養の循環を行ってもらいます。
2段階目の剪定
植木というのは剪定をすると枯れない限り必ずまた大きくなります。
この時に枝が木の中心から外側に向かって伸びるのですが、この時に外に伸びようとする枝を剪定すると植木は外に広がろうとする力がなくなり、幹に近い方の潜伏芽を動かし始めます。
なぜならば外側に伸びようとする枝に異変があり、大きくはなれないけれども、冬場に切られた分の葉っぱの量を取り返そうと新しい芽を出さなければいけなくなるからです。
この剪定は春先に少し枝が伸びたときか、真夏に入る前に行います。これを整姿剪定といいます。
この作業を行うと次回剪定するための葉芽がより幹の近くの枝に出始めます。
3段階目の剪定
次に剪定するのはまた冬になりますが、新たに芽吹いた枝の量を確認します。この段階で幹に近い枝の量が少ない場合、大量に切るのはあきらめて透かし剪定という幹のほうに太陽光が当たる剪定を行います。
もし、枝が大量に出ていた場合は、太い枝の剪定を行います。
4段階目の剪定
3段階目の際、幹に近い枝の量が少なかった場合はこの時再度2段階目と同じ、外に伸びようとする枝を剪定して内側の枝葉を育てます。
このように枝葉の量を調整しながら剪定すると桜の体調を悪くすることなく小さくし、元気な姿にできます。
植木屋さんが見つかったらクレーム先に報告
もしサクラに菌が入った場合
もしサクラに菌が入った場合は目視できる箇所は切り落とします。これは3年以上の経過観察が必要になります。
実際に小さくした桜の剪定事例はコチラ
これは杉並区で実際に保護樹木に登録されていた桜の段階的にわけておこなった剪定事例です。気になる方はご覧ください。
サクラを元気なまま段階的に小さくする記事のまとめ
今回の記事をまとめます。
サクラは実際に枯れやすいが、その大きな桜は小さくても元気なままの姿に変えることができる。
桜を最低でも3~4段階に分け季節を間違えず剪定する。剪定時は癒合剤を必ず塗る。
菌が入った場合は目視できる箇所は切り落とします。
実際に弊社でも12月から2月末ごろにかけて、桜の剪定の頻度が増え忙しくなります。もし、桜のことでクレームになっていてどうしていいかわからなくなっている方は早めにご相談ください。