今回は、ふとお庭を見ると昔を思い出すことができ、家族との大切な思い出を作ることができる庭木たち。このような庭木はどのようにして植えられているのか、実際にこれからお庭に木を植える-植栽(しょくさい)をしようか、せっかく植えた木が枯れないよう、植える前から植えた後までの紹介記事になります。
専門用語も多いので用語説明もあります。ある程度知識のある方は下記に目次がありますので見たい項目ある所をタップすると画面が移動しますのでご利用ください。
お庭に木を植える
お庭や花壇に植木を植えたいと考え、本やインターネットなどで調べてみると目に入ってくる植栽という文字、これはどういう意味なのだろうとわからない方もいると思いますのでまず植栽の説明から書いていきます。
植栽とは
植栽とは植物そのものの事と、植木を植える行為の2つの意味を指します。
植栽の必要性
庭木があることで思い出を作ることができます。
植栽の用途
- 目隠しや防犯としての生垣を造れる
- 見栄えが良くなる
- シンボルツリー
- 風水的に縁起がいいものがある
- 木々に癒される
- ペット飼えないから木を育てれる
- 空間の演出
- 季節を楽しめる
- 実や花を楽しむ
- 植木を楽しむ
- 木陰をつくる
植栽をする際の木の負担
庭木はホームセンターで売られているものや、植木の問屋から買う方法があることを上述しました。
この時、
- 樹木は土から根を彫り上げて、根の一部を切り加工し持ってくる根巻き苗
- ポットの中で苗がそのまま育ったものをポット苗
この二つの苗の種類があります。
根っこと葉っぱは直接つながっています。
ですので根巻きの方は根っこを切っているので葉に影響がでやすいですが、大きい1.5m以上のものになればポットに入れておくことはできないのでほとんどが根巻き苗の状態になります。
植木はもともと移動することがない生物なので、種から育ったポット苗より、地面から出された根巻き苗の方がストレスとダメージを受けているので十分な注意が必要です。
植栽してから木が安定するまでの期間
植木は植えてすぐにその環境に馴染むわけではありません。
植えた木がその土壌に馴染むには最低でも1年以上はかかります。
上手に植えないと花や実がなるのが数年遅れることもしばしばです。
どんな木が植栽可能か
販売されている木は間違いなく植栽可能です。
また他の人の家で見かけたことがある植木も、どこから運んできたものが多いので植栽可能です。
植栽が難しいのは標高の高い山に自生している樹木や日本の気候に合わないものになります。
植栽に必要な道具・材料
ご自身で植えれるような高さの木を植栽をするときに必要なものは以下の通りになります。
安全対策の道具
- 長袖や帽子など怪我防止、熱中症対策の服装
- 脚立(手の届かない箇所がある場合)
- 防護メガネ
- 手袋
- 水分補給用の飲料水
実際に植える時に使う道具
- スコップ
- ホースやバケツ、ジョウロ
- 枝切り剪定鋏
- ノコギリ
- 物の長さを測れるもの
植木を元気に育てるための道具・材料
- 木を支える園芸支柱や竹支柱
- ヒモ
- 幹に損傷がある場合は幹巻テープ
- 土壌改良材(水はけを良くするものや)
掃除をする時に使う道具
- ホウキ
- 熊手
- ちりとり
- ゴミ袋
背丈ぐらいの大きさの植木を植栽する時はこのような道具や材料で事足りるかと思います。
植木を購入する前に確認すべきこと
植木を購入する前に確認した方がいいことがあります。
それは
- 購入したい植木がどういう環境で育つのか調べる
- 植える場所の土の広さを確認
- 植える場所の空間の広さ
- 植える場所の土壌確認
- 植木の根鉢の大きさを確認
以上の4つになります。
特に問題になるのは植える場所の広さについて頻繁に壁にぶつかります。
一つずつご説明しますね。
木の種類を確認し、木を植える箇所の環境確認する
購入したい樹木がどんな所に適しているか確認しましょう。植えたい箇所がその樹木が育ちやすい環境であれば問題ありません。
注意すべき所は日当たりと土壌の確認です。
日当たりは変えることはなかなかできないです。十分に注意しましょう。
ちなみに直射日光を好み日陰を嫌う植物を「陽生植物(陽地生植物)」、半日陰~日陰を好み直射日光を嫌う植物を「陰生植物(陰地生植物)」といいます。
半日陰は「午前中だけ直射日光が当たる場所」のことです。
明るい日陰」「半日陰」「日陰」
このような違いがある為、植物を植える際は植物が好きな環境に植えてあげ、しっかりと育てていきましょう。
購入したいお店があれば店員さんに聞いてみると詳しい人もいると思います。
また、名札がついているので名札の裏にどこで育ちやすいかなど記載されているものも多いです。
植える場所の土の広さを測る
植える場所を測ります。広めに植えれる場所を確認しましょう。
植える場所のより根鉢が大きい場合は物理的に穴に入らなくなり、植木を植えることができません。建物の周りですと、水道管や、コンクリートなどがでてきます。支障物が出てくると植えることができないので別の場所に植えることになります。余裕がある方は30cmほど掘ってみましょう。
植える場所の空間の広さ
植木は年々大きくなります。
家の傍過ぎると植えて数年経つと起こるのが、成長した植木が家の軒先にぶつかり、曲がった状態で成長したり、雨樋を壊したり、雨樋に落ち葉が溜まりやすくなることがあります。
また、逆に道路や隣家寄りに植えると成長した木が道路や隣家にはみ出します。
十分な空間が必要なので、まずは手を広げた広さぐらいの空間の確保をお勧めしております。
どれくらい大きくなるのかは植木の種類によりますが、低木類と言われている植木以外は基本的に2階建て以上の高さになるケースが多いです。
詳しい植木の高さについては「僅か3年、庭木が大きくなってしまった庭木のお手入れ」のページに書いていますのでご覧ください。
植物の好みの土壌と植える箇所の土壌の確認
植える場所の土は植物が育ちやすい土壌がもちろんいいです。植物の種類よって土壌の好みが変わりますのでどんな土壌で育ちやすいか店員さんに聞くか、本やインターネットで調べましょう。
また植える箇所の土壌も確認しなければいけません。家の周りの穴を掘ると意外と色々なものが混ざっています。5cm以上の石などは根が成長するときに支障になるため、取り除く必要があります。
どの樹木にもいえることですが樹木にとって悪い土壌は砂利や石、コンクリート破片などの障害物があることです。石や砂利などがあることで根の成長を阻害されるのでたくさん出てくる場合は土の入れ替えをする土壌改良が必要です。
植木の根鉢の大きさを測る
木の根鉢は下の画像の赤丸で囲んでいる根っこと土が一緒になっている部分のことをいいます。実物を見て購入できるのであれば、この部分がそっくり土の中に入ることになります。
深く植えすぎても浅く植えても植木に悪影響なので根鉢の横幅と根っこ下から幹の根元まで厚みをメジャーなどの長さの測れるもので大きさを測りましょう。
植える場所より小さければ大丈夫です。
自分で選ぶ。植木・庭木の選びかた
植えたい木が決まっている方、何も決まっておらず何か植えたいなと思っている方、お花が咲くのが良い、様々な思いがあり、同じ木でも形が違ったりしてどう選んでいいかわからない方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方に、植木や庭木の選び方のポイントをお伝えできればと思います。ですが、まずお伝えしたいことがあります。
多くの要望が叶う都合の良い木は存在しない
お客さんから最近はこんなご要望を聞きます。
「葉っぱが落ちなくて、病気にかからない、虫もつかない。お手入れがいらないこんな庭木は無いかしら?」
この全てが叶う木は未だ見たことがありません。これは自然の摂理に反しているためです。もしそんな庭木があるならお問合せやお電話でご連絡して頂けると助かります。
人も汗をかきますし、お腹も減ります。病気にだってかかるし髪の毛だって伸びます。庭木も生きているということを認識して頂けると幸いです。
と、こんなことを言っていますがお客様の要望をどれかを少しだけ叶えることはできます。
- 葉っぱが落ちるのを少なくする
- 病気にかかりにくくする
- 虫も付きにくくする
- 成長が遅い木はある
- 元々大きくならない低木類というものがある
葉っぱが落ちるのを少なくする
樹木は葉をつけ光合成をし、成長していきます。樹木には大きくわけて2つの種類があり、冬に葉っぱを落とす木と落とさない木があります。落とす方を落葉樹、落とさない方を常緑樹と呼びます。
落葉樹はもともと冬に全て落ちることが前提でして、肝心な常緑樹のご説明になります。
常緑樹も葉を落とします。これは樹木の種類によって落とし方が違います。
- 新春の時期に去年つけた葉っぱを全て落とすタイプ
- 日の当たらない葉っぱを枯らせて枯葉を落とすタイプ
- 新春ではないが葉を落とすタイプ
結局どの庭木も葉を落とすのです。
落葉しにくい木を選んでも落葉をどれだけ減らせるかは日頃のお手入れやお手入れ方法によって変わります。樹木の性質に反したお手入れ方法は結局のところ落葉を増やしてしまうのです。
病気にかからない・虫もつかない木はない
病気にかからない、虫も絶対につかない木はありません。
木は動物と同じで病気にもかかりますし、動けない木は虫を通して受粉をして子孫を残すことを選びました。
虫嫌いな方からするとこんな話も聞きたくないと思います。
ここでお話したいのは特定の病気にかかりにくい、人体に害を与える虫がつきにくいなどの木はあるということです。
他の記事にも記載しておりますが人体に直接害を与える虫を植木屋として経験上知っているつもりです。
なので虫嫌いでこれからシンボルツリーを植えたいと思っているかたで、春にお花が咲いてほしい、秋には紅葉が見たいなど別の条件もあるかたに可能な限り写真などを添えてアドバイスはできます。
成長が遅い木と、元々大きくならない木がある
植木の中でも大きくならない低木類に属するものや、他の植木と比べて成長スピードが遅いものは存在しますが、
このどちらもお手入れがいらないことはまずありません。落ち葉が落ちたり咲き終わった花ビラが落ちたりもします。ちゃんと枝葉が伸びたりもします。
車を止めるスペースにまで枝葉が出てきて自分が思っているよりも大きく育ってしまうケースも良くあります。
木の種類の決め方
こんな木々たちですが、やはり育てていくと可愛いものだと思います。
選び方は本当に好みで良いと思いますが以下のようなことで決める人もいます。
- 家に合わせる
- 妻の好きな木
- 花や実が好き
- 幹の色
- 樹木の形
- 葉っぱの色
多くの種類があり、決め方もたくさんるので、本当に気に入った木があればその木を選んでいいと思います。可愛がってあげてください。
植木の購入先
植木を買える場所はいくつかあります。地域によって違うので無いものもあるかもしれませんが、都内ですとこんな場所で植木を買えます。
植木の市場・卸業者さん
大田市場は現在は登録カードが無いと購入出来ません。
世田谷市場は一般人でも購入出来ますが、 駐車場も原則一般人は止められません。
植木や花を売っているの小売り業者さん
駅の周辺に花屋さんや園芸屋さんは1店舗はありそうですが、大きいところですと
- 練馬区のオザキフラワーパークさん
- 世田谷区の村田永楽園さん
- 渋谷区の渋谷園芸さん
最近縮小してしまいましたが、世田谷区にある駒場ばら園さんなど専門でバラのみを扱っているお店もあります。
植木の農家さん
植木をご自身で植えて販売している農家さんが都内にもあります。
農家さんと知り合うのはなかなか難しいので通って、
お話できるタイミングで販売をしているか確認するのがいいでしょう。
ホームセンター
ホームセンターでもお花や植木を販売しているところが増えていますね。
園芸エリアなどもあり道具も揃うので比較的利用しやすいのではないでしょうか。
島忠さんやビーバートザンさんなど幅広く展開しているお店には何かしら植物が売っています。
植木屋さん・造園屋さん
植物を植えたりお手入れしたりする植木屋さん、造園屋さんは問屋さんと繋がりを持っていて、植栽を手掛けている会社も多いです。
中には植栽を行っていない会社もあるので問い合わせの際、確認することをお勧めしております。
慣れている業者さんに頼むとオススメの植物や植物の手配、運搬から植栽からお手入れの方法まで一連のことをやってくれるところもあります。
どこまでやってくれるのかこれも確認をした方が良いと思います。
インターネット
インターネットで植物を買うこともできます。
「庭木 販売 ネット」または
「苗木 販売 ネット」または
「観葉植物 販売 ネット」などもあります。
こちらをコピーして検索してみてください。たくさん出てくるかと思います。
デメリッは写真の写りかたによって葉っぱの色が違ったり、実物の写真が載っていないなどは写真のイメージと違うものが多いことです。
また、私たち植木屋さんからすると少しお高いものがあるかなと思います。
メリットは送料がかかりますが、家まで運んでくれるところです。
手にとって実物が見たい方はオススメできません。
元気な植物の見極め方
購入後すぐに植木が元気がなくなるなんてことを頻繁に聞きます。
この子が良い!と思って買ったのに元気がなくなって枯れてしまっては悲しいですよね。
こうならない為に、植物を買う際は次の順で3つのポイントを確認しましょう。
- 根元のぐらつき
- 葉っぱを見る
- 実や花のツボミの量
根元のぐらつき
根元のぐらつきから見ていく理由は植物は根っこが肝心だからです。
根っこがしっかりと張っていないと水を吸うことも栄養を吸うことも葉を茂らせることもできません。
ですので、苗の根元を少し揺すり土がほぐれてしまったり、すぽっと根が抜けてしまいそうな状態のものは状態が悪いと言えます。しっかりと根と土が密着しているものを購入しましょう。
葉を見る
根元の次は葉を見ます。
葉の見る箇所は葉の色と、葉の垂れ下がり、それと虫食いです。
葉の色は全体的に変色している箇所がないか、同じ植物と比べて見るからに葉っぱがダラっと垂れ下がっていないかです。変色は病気や水が足りない等の植木の元気がない状態なことが多いです。また葉っぱの垂れ下がりも同じく植物内の水分が足りていない状態のことが多いです。
そして葉っぱの一部が穴が空いていたり、欠けている場合は虫が植物のどこかに潜んでいるか、土と根の隙間に隠れている場合があります。この時は土に小さい穴が空いていることが多いので確認しましょう。
樹木の害虫は元気が悪くなる原因に繋がります。
花や実のツボミ、葉芽を確認。
元気な状態を確認するためにはツボミや芽がたくさんついているものです。栄養をたくさん保持し、元気に育っていると言えます。たくさんツボミついているのはもちろん嬉しいですし、植えてから綺麗に、可愛く、長い間楽しむことができると思います。
今まさに花が咲いている、実がついているものは栄養をたくさん必要とし、現在進行形で、栄養を使っています。
どちらの場合もお花や実が終わった後は栄養が少なくなります。
この場合は少し肥料をあげる必要があります。
植木を買ったらどうやって運ぶべきか
植木をいざ買った場合、意外と大変なのが運搬です。
雑に扱うと枝が折れたり、花が散ったりします。根が崩れたりします。
この中で一番大切なのは根っこに付いている土を崩さないことです。
どういう風に運ぶのが良いのかお伝えします。
自分で運べる場合
立てて運ぶことが可能であれば立てたままが一番いいです。
運転中に倒れてしまうこともしばしばあるので、何かに縛り付けるのがいいでしょう。
立てたまま運べないのなら、植木を横にします。
植木を横にしたときの衝撃、運搬中の振動などで土が崩れることがあるため、転がったりしないようにしっかりと固定します。
自分で運べない場合
購入先の配送サービスの事前確認します。
配送サービスがない場合は植木屋さんに頼むなどの方法になります。
植木を購入後にすぐに植えれない場合
植木を購入後、数日、植えることができなくて枯れてしまったということも聞きます。
なぜかと言いますと、ほぼ間違いなく水不足によるものです。
土から掘り起こした木々は根の周りについている土からしか水得ることができない為、花木が売られているところでは毎日水を土の部分にあげています。
なので植えるまでに時間がかかりそうな時は次のようにします。
- 植木の根鉢に水をたっぷりあげる
- 次に水をあげる時は土が乾いてからあげる。
- 枝葉や根に直射日光があたらないようにする
植えるまではこれを気をつけましょう。
詳しい水のあげ方を知りたい方は
【元気な庭木になる3つの育て方と誤解されやすい2つの育成方法】の、ページに書いてあるのでご覧ください。
植栽をするときに使える助成金
生垣・植栽帯・シンボルツリー,屋上・壁面緑化助成
この制度は、道路に接した部分に生垣や植栽帯を造る場合やシンボルツリーを植栽する場合、建物の屋上や壁面を緑化する場合に、その費用の一部を助成するものです。また、緑化に伴うブロック塀等撤去についても費用の一部を助成します。
各助成とも、工事発注及び資材購入前に申請が必要になります。詳しい助成条件、内容については、各都市の役所HPなどを検索してみてください。
植木には流行がある
樹木の流行りは時代の流れによって自宅の外観の雰囲気が変わることによって樹木の流行りが変わり、世代ごとのお庭に求める価値観が変わることによって植える庭木が変化します。
30年以上前はお庭が広く和風庭園に合う庭木がオススメされ、代表的な松竹梅やスダジイ、モッコクなど広く大きくなりやすい葉の緑が濃い庭木が広く出回っていました。
洋風なご自宅が建てられるようになってからはご自宅に合うシマトネリコやシャラの木、最近では品種改良されたオリーブやあまり成長が遅く手を掛けなくても良いソヨゴ、病気や虫が付きにくいと言われているコニファー類などが多く出回っています。
少し表にしてまとめていますので興味のある方はご覧ください。
庭木名 | 分類 | 魅力 | 果実 |
---|---|---|---|
ロウバイ | 落葉シンボルツリー | 花・香り | × |
アセビ | 常緑シンボルツリー | 花・葉・枝 | × |
ドウダンツツジ | 落葉シンボルツリー | 花・紅葉・生垣 | × |
ジンチョウゲ | 常緑樹 | 花・香り | × |
クチナシ | 常緑樹 | 花・香り | ○ |
アベリア | 常緑樹 | 花・香り・生垣 | × |
アブチロン | 常緑樹 | 花 | × |
コニファー | 常緑樹 | 葉・樹形 | × |
オオデマリ | 落葉樹 | 花 | × |
ライラック | 落葉樹 | 花・香り | × |
ツツジ | 落葉樹(常緑もあり) | 花 | × |
コデマリ | 落葉樹 | 花・樹形 | × |
バイカウツギ | 落葉樹 | 花・香り | × |
アジサイ | 落葉樹 | 花 | × |
ブッドレア | 落葉樹 | 花・香り・蝶 | × |
ザクロ | 果樹 | 花 | おいしい |
ブルーベリー | 果樹 | 花・紅葉 | おいしい |
ブドウ | 果樹 | 紅葉・葉・棚仕立て | おいしい |
ラズベリー | 果樹 | 葉・つる仕立て | おいしい |
レモン | 果樹 | 香り・葉・風水 | おいしい |
植栽の方法
植栽をする際は植物を枯らしたくないですし、穴掘りも重労働ですし、なるべく疲れたくないですから効率良く作業をしていかなければ体力も保つことができません。また穴掘り時に水道管やガス管が出てくることなんて頻繁にあるので神経も使います。
ですので道具の準備や状況確認の下準備をしっかり行いましょう。
準備ができたら次の順で植栽をおこなっていきます。
- 植える場所を掘る
- 購入した植物を掘った穴に入れる
- 木の深さを調整
- 土を植物と穴の隙間に戻す
- 1m以上の木であれば支柱をする
- 木の周りに盛り土をする
- 盛った土の内側に散水する
この順番で作業します。細かい説明あるので
ここに画像
植える場所を広めに掘る
購入した木の上部に目がいきがちですが、重要なのは根っこが育つことです。根が育つと土より上部の樹木全体が育ちます。
土の中に戻した根は縦横無尽に育っていきます。ですので木を植える箇所は根鉢の大きさのの1.5倍から2倍ほどは植木にとって良い土にしてあげましょう。
例えば根鉢が横幅30cm、根鉢の高さが40cmですと、土壌改良に必要なのは幅が45cm、高さは60cmほどになります。
これくらいの余裕を持ちましょう。何故かといいますと、穴を掘ってみると障害が多いものです。横幅は余裕をもった箇所に、縦の深さは掘って見なければわかりません。
どんどん掘っていきましょう。
掘った土はどこかに置いておくことになります。掘った土はふかふかして思ったより、量が増えます。広い場所に余裕をもって置きましょう。
掘った土の状態が良ければ元の穴に戻すことになります。一箇所に盛っておくと戻す時にも楽です。
どれくらい掘るのかは最初に根鉢の大きさを測ったと思いますが、ある程度掘ったら穴の中にメジャーなどを指して深さを確認していきます。根鉢の大きさより深め、広めに掘るのが目標です。
購入した植物を掘った穴に入れる
掘り終わったら植物を土の中に入れるんですが、その前に良質な土を掘った穴の底にいれます。
ふかふかで不純物の混ざっていない少し栄養価の高い腐葉土や培養土のまざった土を穴の底に敷き植木を乗せましょう。
土を穴の底にいれた後は植物を穴の中にいれます。
植物を穴に入れるときの注意点は地面の高さと木の根元の高さを揃えることです。
植物を土に入れた後も工程は樹木の種類によって変わります。方法としては水極め植栽と土極め植栽という2種類があります。
水極め植栽
樹木を植え付けるときに、水で土をドロドロにしながら植え付けることをいいます。
植え穴の中に、土と水を入れ、棒で突きながら植えます。入れた土が植え付け高さになったら、幹をゆっくり大きく揺らして、隙間に泥が入るようにします。
水をたくさん使って植えるので、根鉢に水が届かない、ということがなくてオススメの植え方です。植木を植えた経験がそんなにない、という方は、迷わず水極めを選んでください。
土質が悪いまま、土壌改良せずに水極めをすると、土が固まりすぎて、根腐れしやすくなってしまうので、土が悪い場合は、土壌改良を必ずしてください。
土極め植栽
植え穴を掘ったら、1/3ずつぐらいを目安に、隙間ができないように突きながら、埋め戻していきます。
土極めは、慣れが必要ですが、土壌改良にさえ気をつかえば、そんなに難しくはありません。
ただ、植えたことが無いという方には、やはり水極めをオススメします。
植え付け後の水やりの量が重要なので、水極めの場合だと、そこを心配する必要がなくなるからです。植えた後に、ちょろっと水をやって、水やりしたとする方が多いですが、それでは根鉢の半分も水が届いていません。
また植栽直後に開花や実が付いているものは、根が張るまで、水が切れないよう気を付けましょう。
この土を戻す作業は根を土に馴染ませるのが目的です。また根と土が馴染み活着することによって上手く成長できます。
1m以上の木であれば支柱をする
木の高さが1m以上の高さがあれば支柱は必須です。
購入した植木は土の中でただ乗っているだけです。根を張らないうちに葉の量が増えると葉っぱは風を受けやすくなり、倒れやすくなります。
倒れると枯れてしまうので支柱をして対策をしましょう。
支柱の方法は「植栽した元気のない植木に支柱はありますか?」のページの目次1.4の支柱の方法を押すと見れますのでお時間がある方はご覧ください。
木の周りに盛り土をする
支柱を終えた後は木の周りに土を盛っていきます。これを行う理由は散水した時や雨で溜まった水が木の根元に水が流れやすくなるからです。
盛った土の内側に散水する
植栽後は水をあげていきます。盛った土の内側ひたひたに水をあげていきましょう。あげすぎると土が崩れてしまうので崩れない程度に水をあげていきます。何度かひたひたになるまで水をあげ、足りていない水をたっぷりと補給します。
詳しい水のあげ方やタイミング、量についても「元気な庭木になる3つの育て方と誤解されやすい2つの育成方法」をご覧ください。
どれくらい大きな木を植えられるのか
今まで私が経験した、見たことがある木々でお庭に植えたのは農家さんから持ってきた中では9mの木を植えたことがありました。
9mの木は3回建ての屋根に相当し、運搬されてきた時はご近所から人が出てきて写真を撮っているほどでした。
まず植えたい植木を見つけること、家まで運ぶこと、植えること。大きい植木になればなるほど、下準備が必要になりますが、ここで言いたいのは、大きい木でも植えれるということです。
木を植える時に気を付ける5つのポイント
庭木は様々な種類があり植える時に気をつけることや共通していえる注意点があります。植木を植える際は、危険がつきものです。以下の5つのポイントに気を付けて作業をしていきます。
おおまかにわけて以下の5つがあります。
- 木は重い
- 木を植える時期
- 木の高さを間違えない
- 植木には表裏がある
- 穴掘り時の配線・配管の有無
どれも大事なことで一つでも間違えてしまうと植木が枯れたり1年目しかお花が咲かないということになりかねないので一つ一つ詳しくご説明します。
植木は重い
植木は想像しにくいかもしれませんが重たいです。
根っこと土がまざっているとさらに重く、簡単に数十キログラムと重くなります。
土だけでお話すれば1m×1m×1mの立方体で1.3トン程になります。これに植木の重さも入るので人では持ち上がりません。
重たいですよね。これに植木の幹や枝、葉っぱの重さも加算されるので重労働になります。作業するときは足に落としたり倒したりと危険がつきものです。気を付けましょう。
植栽する時期
木を植える時期についてです。
頻繁に見るのが新築を建てるとき、家の工事と庭の工事を同時に終了させるため、家を主体にした工事の流れで季節を考えずに木を植えてしまい、木が枯れてしまうことが多々あります。
また、何とか枯れずに持ち堪えたのの、庭木の負担が数年にかけて影響し、元気のない樹木であることなどがあります。
庭木を枯れないように植えるには木を植える時期が最も重要になります。
日本には春夏秋冬があり、北海道から沖縄まで環境が違います。
そして樹木は冬に葉を落とす落葉樹と葉を落とさない常緑樹があります。この2種類は下記の季節の優先順番で植えましょう。
- 落葉樹は冬>秋>春
- 常緑樹は春>秋>冬
ここで夏がないことに気付いて頂けたでしょうか?
夏場の植え付けは極力避けましょう。夏場の気温や太陽光の強さの影響で植えても数日、数週間で枯れてしまう確率がグンとあがります。
もう一度言いますが、せっかく選んだ大事な木を枯らせない為には時期を見定める植栽をオススメしています。
植える高さを間違えてはいけない
植える高さ?と思った人が大半かもしれませんので、写真を添えてご説明します。
植木を植える時のタブーがあり、これは浅植え、深植えというものがあります。漢字の通り浅く植えすぎている。深く植えすぎているということです。
掘るのが大変で浅く植えてしまっている植物を頻繁に見ます。樹木によって少し浅く植える方がいい、深く植える方がいいというものがありますが、基本的に地面の高さと木の根元のの高さを揃えて植えていれば枯れることはほぼありません。
高さを何度も調整し、きちんと植えていきましょう。
植木には裏表がある
植木を掘った穴にいれた時、どこから見るかによって見え方が格段に違います。
一番見られる方向を表として、木が鮮やかになるように植木の向きを変える必要があります。
植木屋さんは穴に植木を入れる前に表の位置を確認して穴の中で微調整し植えていきます。
裏は人に見られにくい箇所になることが多いです。
この裏表も人によって変わるので、どの位置から見たいか、どの位置から見ることが多いかなど考えて植える必要があります。
穴掘り時の配線・配管の有無
正直、穴の中には何があるかわかりません。
家の周りは色々な埋設物が埋まっています。
勢いよくスコップを土の中に刺すと、運が悪ければ配管に穴が空いたりすることがあります。
気を付けながら掘りましょう。
植えた木々が綺麗に見えるポイント
せっかく植えたので綺麗に見えているといいですよね。少しのアクセントで、植木の見え方が大幅に変わりますのでお伝えしていきます。
肝心なのは足元を変えていくことです。
砂利を敷く
木の周りに砂利を敷くと落ち着いた雰囲気に変わります。
砂利には色があり、白色や青色、黒色や少し艶のあるものなど多くの種類があります。
少し無機質でシンプルになりがちなので、植木との相性を見て敷いていきましょう。
また、砂利の隙間から生える雑草は抜くのが大変なので、少しの広さでも防草シートを敷くことをお勧めしています。
バークチップやウッドチップを敷く
チップ類を撒くことにより明るく、暖かい生活感があるイメージになりやすいです。
バークチップの方が割れにくく、長持ちします。 ウッドチップはおよそ1~2年、バークチップはおよそ2~3年もちます。最終的には土にかえり環境にもいい影響です。
ライトアップ
昨今、電気代が高くなっていますが、夜間照らされている植木は昼間とは違い、何とも言えない魅力があります。ライトアップのライトも様々な種類があり、昔より簡単に設置もできるようになっています。
根元に低木や下草を添える
植木は元から立体なものですが、木の高さが違うものを添えて植えてあると、より一層空間が立体的なものになり、植木が綺麗に見えます。
植栽後に注意するべきポイント
植物は丁寧に扱っていても、元気が悪くなるときがあります。
植える時に負担がかかりやすいので植栽後次の5つの症状が出ていたら対処が必要です。
- 幹に縦のヒビが入る
- 幹がうろこ状に剥がれる
- 幹に穴が空いている
- 樹木全体の葉が茶色になっている
- 木が傾いたり、ぐらつく
対処も含めてご説明します。
幹に縦のヒビが入っている
木の水不足や幹内に害虫がいる可能性があります。
すぐにお水をあげましょう。
害虫がいる場合はノコギリできったわけでもないのに木の根元やひびの割れ目付近に木くずがあります。
木くずがあったら直ぐに薬剤散布や害虫の駆除をしましょう。害虫は木の幹を食べていくので肝心な水を吸い上げれなくなってしまいます。
幹がうろこ状に剥がれる
太陽にあたりすぎ、西日が強いなどの理由で日焼けをしている可能性があります。
あまりにもひどい場合は幹巻きテープで幹を保護していきましょう
幹や根元に穴が空いている
この状態を見つけた場合はほぼ間違いなく害虫が潜んでいます。ほうっておくどんどん植木が元気がなくなり最悪枯れてしまいます。
薬剤散布や物理的に取り袋に入れて捨てていく対処をしていきます。
樹木全体の葉が茶色になっている
葉が茶色く変色しても部分的であれば問題がないといっていいかもしれません。ですが日に日に茶色いところが増えていく場合、悪化しているので必ず何かの原因があります。そのほとんどは日当たり・病害虫・根の異常が原因なので対処をしていきます。
日の当たりすぎは植える箇所の変更をします。
病害虫は葉の裏や幹の中、木の根元や土の中にいます。くまなく探して対処をしましょう。
根が水を吸えていない原因があります。根腐れを起こしている、根に土がくらみついておらず活着していない等が考えられます。一度掘り起こし、根の状態を確認しましょう。
木のぐらつきを確認
支柱が機能していない可能性があります。
しっかりと支柱を土にさし直し、木と固定しましょう。支柱をしてもぐらつく場合は本数や支柱の長さなどの問題があります。支柱のページをご覧ください。
植栽後の植木は何が必要か
植栽後、何もしなくていいことはありません。植物も必要としているものがあります。
植栽後は水が必要か
水は必須です。土壌により頻度は変りますが土が乾いてからたっぷりとお水をあげましょう。春先に植えた場合は夏場に枯れやすいので数カ月お水は必須になります。
植栽後は肥料は必要か
肥料は土壌改良の時に牛糞や腐葉土などを混ぜていれば必要ありません。
痩せた土壌であれば土壌改良をして土壌改良材を混ぜてください。
植栽後は剪定が必要か
植栽後にすぐ剪定は必要ありません。
あまり大きくしたくないのであれば剪定は必要ですが、基本的に1年ほどは剪定は不要です。
元々植えてある木も移動できる(移植)
家にある木を移動することもできます。
幹が太いもの程移植の難易度が上がります。
植栽の作業例
植栽の作業例をいくつかご紹介します。
花壇内にスペースがあったため、低木類や中木を植えました。
今回植えたのはオタフクナンテン、コデマリ、チェリーセージ、ユスラウメです。
続いて、自宅前の植栽地スペースの紅葉が枯れてしまった為、枯れた樹木を抜き、新しく落葉樹を植えることになりました。
今回植えたのは落葉高木類のアオダモ、低木類のハツユキカズラ、ヒイラギナンテン等です。
続いて動画になりますが、レッドロビンが褐斑病にかかってしまい葉が落ちて新芽がでなくなってきたので元気なトキワマンサクを植えしたものです。
植栽にかかる費用の種類
植栽にかかる費用はご自身がやる時と業者に頼む時でかかる費用が変わります。また、植える目的別で植木の植える本数も変わってきますので何にどれくらいの金額がかかるのか内訳を書いていきます。
大まかにわけて植栽にかかるのは「材料費」と「作業費」がかかります。この時、植える樹木の大きさや種類により植木の材料費が変わりますし、作業費も変わってきます。
材料費や作業を業者に頼むのであればどちらも費用がかかりますが、ご自身で植木を購入し、植える場合は材料費のみかかります。
植木の材料費
植栽時にはいくつかの材料が必要になります。
- 植木本体の材料費
- 植木を運搬してもらう場合の費用
- 木を植える時の道具材料費
- 土の入れかえが必要であれば土や肥料代
- 1m以上の木であれば支柱材料代
これらの材料費がかかります。
例えばご自身で全て用意する場合、高さ2mの金木犀の木を1本植える時、植木本体が2万円、植木運搬費が5千円、道具が何もない場合はスコップなどのもろもろが3千円、土や肥料代が3千円、支柱をするときに使う材料費が4千円、おおよそ植栽の材料費が合計税込み3万3千円ほどかかります。
植えた木を枯らさず元気に育てる為には幹に傷がをつかないように幹巻テープやヒモ、必要数の支柱、植える箇所の土の材料費が加算されていきます。
植木を植える作業費
植栽時の作業費には次のような費用がかかります。
- 穴を掘る、掘削費
- 新しい肥えた土を穴に入れる費用
- 土を捨てる場合の車に積み込む費用
- 土を捨てに行ってもらう費用
- 土処分費
- 植木を植える植栽費
- 支柱設置費
- クレーンやダンプが必要であれば車代
これらが内訳の費用になります。
例えば高さ2mの金木犀の木を1本植える際、穴を広さが1m×0.5m、深さ0.5mの土壌改良が必要な時、穴掘りから植えるまでで2万5千円、土をダンプに積み込むで1万円、土を捨てに行ってもらう費用が5千円、土の処分費が5千円、肥えた土を穴に運ぶ費用が5千円、支柱設置が3千円、ダンプ代が1万3千円でおおよそs植栽の作業費は合計税込み7万3千円ほどかかります。
上記のお値段はあくまで目安ですが土壌の状態や土を積み込む際、車を近くにおけない、木の本数が1本ではなく10本植えたいなど状況が変わればお値段も変動します。
生垣用植木の植栽費用について
目隠し対策として生垣というものがあります。
私生活を見られたくない、人が通っているのが見えている環境が気持ち悪い、隣人との見えなくなる境界が欲しい場合、木を植え、生垣を作ることによって心休まり、安心できるご自宅にすることができます。
ですので、植えた時に木が密集しておらず、スカスカで伸びるのを待たなければいけないような不安な木を選ばず、しっかりと木が密集して植え、葉っぱの量が多い樹木を選んで植える必要があります。
また、植木を植える際は木の大きさがかなり重要になってくると思います。
例えば1階のリビングにいて視線を感じるようでしたら視線の位置を確認し、高さを調整します。
この時、およそ2mほどの高さで範囲が2.0mほどの広さを目隠しにしたいとしましょう。
密度の高い生垣をつくるときは木を通常30cm程間隔をあけて植えていきますが、密集した状態にする場合、この間隔を狭めて、ジグザグ状に植え、より一層密度を高めていきます
普通の植栽と生垣植栽の違うのは植える本数と土壌をいじる量がが変わる所です。
作業工程は普通の植栽と変わりません。
植栽の材料費と作業費内訳の費用の例が下になります。
例えば高さ2mの金木犀の木を距離2mの生垣にする場合、穴を広さが2m×0.8m、深さ0.5mの土壌改良が必要な時、手で穴を掘り土をダンプに積み込むで3万円、土を捨てに行ってもらう費用が5千円、土の処分費が1万2千円、肥えた土を穴に運ぶ費用が1万円、植える費用が4万円、支柱設置が5千円、ダンプ代が1万3千円でおおよそ植栽の作業費は合計税込み12万7千円ほどかかります。
これに以下の材料費がかかります。
高さ2mの金木犀の木を2mの距離の中に13本植えていきます。植木本体が26万円、植木運搬費が1万円、道具が何もない場合はスコップなどのもろもろが3千円、土や肥料代が1万5千円、支柱をするときに使う材料費が5千円、おおよそ植栽の材料費が合計税込み29万3千円ほどかかります。
植えた木を枯らさず元気に育てる為には幹に傷がをつかないように幹巻テープやヒモ、必要数の支柱、植える箇所の土の材料費が加算されていきます。
目隠しのため、密度を濃くして作る生垣の概算になるので濃くなるのを待てる方は植木の材料費が減ります。
大きい木の場合は専用車両や機械などの費用がかかる
植木は重いことを上述しましたが、根の大きさがが幅が1m四方と厚みが50cm(0.5m)ほどの大きさになると500kg以上の重さになるので人力では運ぶこともできません。
この場合専用のクレーン車や運搬車両が必要になり車両も大きさも木の大きさに合わせて変わなければいけません。
専用車両が最低でも10万円ほどかかるかと思いますので、御見積をして確認をしましょう。
植栽についてのまとめ
以上が植栽の記事になりましたが如何でしょうか。
植栽の植える前から植えた後まで注意すべき点を知り、せっかく植えた植木が枯れてしまわないよう、しっかりと何度か読みなおして頂けたらと思います。