カシの生垣のお手入れ方法と注意点

今回はカシの木を生垣のお手入れについてご紹介します。

色々カシの木について調べてみると、強い木だからどこから切っても新しい新芽が出ると書かれていることが多いのではないでしょうか。実際にカシの木はとても強い木、新芽が出やすいです。

しかし、どんな風に切ったらいいのだろう。とお悩みの方、これからお手入れをしたいと思っている方、多いのではないでしょうか?

それでも尚且つこうやってカシの木に絞って書かせて頂くかと言いますと注意点がいくつかあるからです。

この記事では、そんなカシの木の剪定時の注意点と、どの枝をどんな時にどうやってお手入れしていくのか以下の3つに絞ってご紹介します。。

  1. カシの生垣の注意点
  2. カシの木のお手入れタイミング
  3. どの枝を切るか

カシの生垣の注意点

カシの木には種類がたくさんあり、シラカシ、アラカシ、カシの木などがある。これはブナ科に属していてどの庭木も上述してきた通り、とても新芽が出やすい樹木です。

こんなブナ科に属する庭木でタイトルにまで起用する理由は病気にあります。

ここからは病気のお話になりますのでカシの木の病気なんて興味のない方は次の項目をお読みください。

カシの木の病気

カシの木は病気になります。代表的なうどんこ病、カビ病があります。この病気は様々な樹木に発生し、他にはヤマモモやハナミズキなどの樹木にも多々見られます。

また、生垣のように同じ木を連続で植えてあるような状態だと1本の木が病気にかかると隣の木、その隣の木へとうつり連鎖していきます。

うどんこ病が発症する原因と条件

うどんこ病の原因はカビの菌が葉に寄生することから葉っぱに症状が出ます。

ですが、菌を持っていても症状が出るのには条件が整わないとでてきません。条件は湿度が低く気温が25度前後の場合が発症しやすい条件となります。

また、他にも条件があり、生垣のように枝が込んでいると風通しが悪く、より発症しやすくなります。

うどんこ病にかからないようにするためには?

上述してきたことを踏まえ、うどんこ病にかからないようにするには、まず25度に気温が20度を超える前にお手入れをしていきます。関東で言えば4月の中旬くらいにはお手入れを終えておきたいところです。

この時期に切っておくと梅雨明けにまた少し伸びるので、軽く枝を間引く程度にお手入れをしておくと予防策としては間違いありません。

うどんこ病にかかったら

うどんこ病になりやすい環境を変えてあげる必要があります。まずはお手入れです。これは必須です。環境を変えるという作業になるからです。

また切った枝や落ち葉は木の周りに貯めずに綺麗に掃除しましょう。菌を持った葉が土壌にあると他の木に移ってしまうことがあるからです。

お手入れを終えたらカシの木のうどんこ病に効く「」という薬を散布すると効果的です。また、同じうどんこ病でもハナミズキのうどんこ病、ヤマモモのうどんこ病は薬の種類が違う場合がありますので、ご注意ください。

こんな姿になったらカシの木の剪定のタイミング!

実際にどんなタイミングでお手入れすればいいかわからないと思いますので写真を見ながらご説明します。

徒長枝があったらお手入れのタイミング!

まず一番わかりやすい特徴のご説明です。樹木はびゅんと徒長枝(とちょうし)というものを伸ばします。下の画像を参考してください。下の画像の丸の部分のような何本ものびゅんっと伸びているのが徒長枝です。この枝が出てきたらお手入れのタイミングです。

シラカシの徒長枝

基本的に徒長枝は必要のない枝と言われています。樹木に蓄えている栄養をたくさん使い、不必要な箇所からまっすぐ天に向かって伸びるのが特徴的です。

枝が込んできたらお手入れのタイミング

次に枝が込みあってきた場合がお手入れのタイミングです。

まず枝が込みあってきたというのはどういうことなの?というのを画像を添えてご説明していきます。これはあくまで、植木屋としての意見になりますので、参考にして頂けると幸いです。

まず下の画像の赤丸の部分を見てみましょう。

カシの木

画像のカシは生垣ではありませんが、左のカシの木と右のカシの木では全く違うのがお分かり頂けるでしょうか?左のカシの木は木の奥が透けて見えます。

右はまだお手入れ前ですので、少しも透けていなく、葉っぱの壁ができていて、見るからに枝が込んでいる状態です。

生垣の用途は様々で「生垣を植えてから早10年、目隠しの為にある生垣が大きくなり家を暗くし湿気や害虫を呼び寄せていませんか?」の生垣の用途を再確認に書いてある通り、用途に合わせてお手入れをするのが基本ですが、上述してきた通り、病気になりやすい時期にはさっぱりとしておくと良いですし、生垣の用途として家の中が見えないようにすることも大事なので、用途を選ぶか樹木の病気になりにくいお手入れ方法を選ぶかは自分自身で決めるしかありません。

どの枝を切るか

次にどの枝を切っていくかをご説明していきます。

徒長枝の切り方

幹や太めの枝から徒長枝が出ている場合、徒長枝は生えている根元で切りましょう。

※ただし背を高くしたい方は、木の天辺にある幹から伸びている背を伸ばす為に生えている徒長枝は切らないようにしましょう。これは一本残すだけで大丈夫です。

徒長枝は生え際の根元で切るようにしましょう。変に徒長枝の部分を残して切ると後々の木の形や枝の込み具合は余計に酷くなります。

茂ったカシの生垣の切り方

まずは生垣の大きさや形を決めます。四角くや丸く、ご自身の好きな形に仕上げましょう。

後は基本的に生垣の用途に合わせてお手入れしていくことになりますが、病気の対策として4月末から7月の時期は茂らないようにすることがポイントです。

簡単なお手入れ方法

生垣なので大きなハサミでバサバサ切りましょう。徒長枝は割と成長が早いので枝が太くなりやすいので刈込バサミでは手に負えません。最初に徒長枝を剪定鋏で切っておくとバサバサと切る刈込バサミで切るのが楽になります。

完全に葉がなくなることを樹木自体は嫌いますのでなるべく幹から出ている枝に葉が一枚でも付くようにするのがポイントです。

お手入れの注意点

木が大きく脚立を使う場合は安全第一で作業する。怪我をしては元も子もありません。

次にお手入れ後の枝や葉っぱは綺麗に取る。これは病気について書いてある通りですが、切った枝や葉っぱゴミが病気になっていた場合、悪化することになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

カシの木は文頭でも書かせて頂きましたが、剪定で枯れることはほぼありません。一度すっきりさせてみてください。意外とすぐに葉っぱがでてきますのでカシの木のお手入れのご参考になればと思います。

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