こんにちは沼山造園の沼山です。
本日は世田谷内のお客様から移植依頼のご連絡がありました、家の工事をする為に植木の位置が悪く、取り除かなければいけない。どうにかならないでしょうか?という内容でした。
今回は地面に植えてあったツバキを大きめの植木鉢に移動することになりました。
ツバキとは
ツバキはツバキ科ツバキ属の和風にあう樹木で、種類も豊富で人気の高い植木になります。
ツバキは、樹高10メートルほどに成長することがあります。品種も豊富にありお花も楽しめます。
施工の提案はどうなるのか
今回は工事あるため、ツバキをどうにかしたいということになりましたが、次のような方法があります。
- 根元で切る伐採
- 根っこも取る抜根
- 他の地面の箇所に植え替える移植
- 植木鉢に植え替える移植
以上の4つの方法があります。
上2つは無くしてしまう方法で下2つは生かす方法になります。今回は植木を大事にして頂いている方で、他に植えられる土壌がなかった為、植木鉢に植え替えることになりました。
地面に植えてあったツバキを植木鉢に植え替える方法
植木を移動することは簡単ではありません。知識と経験が必要になります。失敗してしまうと最悪の場合、植木が枯れてしまいます。
まず移植対象の植木の確認です。確認箇所は以下の通り
- 植木が元気かどうか
- 植木の大きさ
- 植木移動距離
- どの程度の植木鉢が必要か
植木が元気かどうか
植木の健康状態は植木の移植にとって最需要なポイントです。元気がなければ移植のストレスで枯れてしまう可能性がずっとあがるからです。
必要な葉の量を確保しているか、葉の色は変色していないか、枝の伸び方は正常か、病気になっていないか、害虫にむしばまれていないか等を確認していきます。
植木の大きさ
次に植木の大きさを確認します。
植木は思っているより、重いからです。簡単に人が持てない重さになります。人でもてない場合は機械や車などを使って移動することになります。
植木の移動距離
上述した通り、植木の移動は重いため大変です。また、十分なスペースがないと思ったように植木の移動が上手くいかず時間がかかり、早く土に戻してあげないと植木にもストレスがかかります。
どの程度の植木鉢が必要か
植木の大きさで植木鉢の大きさを決めます。細かく説明すると植木の幹の太さも見ていきます。
間違えてしまうと植木鉢に入らないため、幹の太さを確認することも大事です。
地面に植えてあったツバキを植木鉢に移植する施工前後
ツバキの移植前の写真が下の画像になります。
ツバキの移植後の写真が下の画像になります。
ツバキの移植の作業手順
ツバキの移植の作業手順は次の通りです。
- ツバキの剪定
- ツバキの掘り取り
- ツバキの根巻き
- 植木鉢の準備
- ツバキを植木鉢に入れる
- 植木鉢に土を足す
- 潅水
ツバキの移植料金
世田谷で行った高さ2m、枝幅1mの倒木したツバキの移植
ツバキの移植料金は22,500円(税込)になりました。
お客様の声
大切なツバキを移動してくれてありがとうございました。言われた通りしっかりと水をあげていきます。
世田谷区のお客様より
以上のようにお声を頂きました。
【まとめ】ツバキの移植と移植料金-地植えのツバキを植木鉢に移植
ツバキの移植は簡単なものではなく、移植できるのかいくつかのポイントを確認する必要がある。時期も間違わず慎重に行うと移植が可能になります。
移植を行いかたは、庭師に相談することがおすすめです。
この記事を書いた庭師がいる東京の世田谷区にある沼山造園では、移植、剪定のお見積もりを無料で相談することができます。庭木などのお悩みがある方も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。