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今回はマンションのエントランスに面している植栽地に生えているシラカシのお手入れで剪定のご依頼がありお手入れをしてきました。

お見積にお伺いし、お話を聞いていた時にシラカシがかかりやすい病気のうどん粉病をどうにかしてほしいとのことでした。シラカシを見ると既に葉が白くなりうどんこ病にかかっている状態でした。

今回はシラカシの簡単な生態についてと、シラカシのうどんこ病について、実際のお手入れのご紹介です。

高さ4.5mのシラカシの剪定

シラカシとは

幅広い地域で活躍するシラカシは高木広葉樹として分類され、高さは10m以上になる樹木で、生垣などにも使用されることから丈夫な庭木として植えられています。

また、お手入れの仕方によっては庭に柔らかいイメージを出すことができる庭木でもあり、汎用性があります。

葉が白くなるカビのようなうどんこ病

うどんこ病は葉が徐々に白っぽくなっていく病気のことで、今回題材にしているシラカシだけでなく、本当に様々な樹木がかかる病気の一種です。

うどんこ病の発症原因

うどんこ病の原因は糸状菌というカビの菌が原因で、この菌は温度(20度から25度くらい)で発症しやすく、関東地方だと梅雨前、秋などが多いのではないでしょうか。

また、糸状菌は窒素成分が土壌に多いとさらに発症しやすく、風通しが悪くてもかかりやすいので5月の時点ではお手入れを終えていた方がうどんこ病になりにくいということになります。

太陽光にあたっていない庭木も良くなく、建物の北側にある庭木が特に注意が必要です。

うどんこ病にかかった時の対処

うどんこ病になった時の庭木の状態に寄って対処の方法が変わりますので以下の4つのステップでご説明します。

  1. お手入れをしていない場合は風通しの良いお手入れをする(うどんこ病になっている葉は取る)
  2. お手入れ後の場合はうどんこ病の葉を取る
  3. 落ち葉を綺麗に掃除する
  4. 薬剤を散布する

これで様子を見るしかありません。

また、1度病気になると完治は難しいので広げない努力が必要です。

うどんこ病のリスク

植物は葉で光合成を行っていますが、うどんこ病が蔓延することにより光合成ができなくなり、最悪の場合枯れてしまいます。

実際のシラカシの剪定

うどんこ病のリスク回避と、お客様のご要望にも合った通り、風通しを良くするために高さ4.5mのシラカシを枝と枝の距離をあけお手入れをしました。

下の画像はシラカシのお手入れ前の写真です。

下の画像は風通しを良くしたシラカシのお手入れ後の写真

ここまでシラカシとうどんこ病について簡単にご紹介し、お手入れ作業前後の画像を載せてきましたが如何でしたでしょうか?

同じような庭木がありうどんこ病がある方は画像を良くみて、自分のご自宅にある庭木と比べてみてください。

もし、上のお手入れ後の画像のように対象樹木の奥が透けて見えていない場合、風通しが良くないと言えます。対処として一番必要なお手入れが必要です。枝と枝の間隔をあけるようにお手入れしましょう。

そのあとに薬剤を撒ける方は散布しましょう。

カシの木の生垣で困っている方はこちら「カシの生垣のお手入れ方法と注意点にお手入れ方法とお手入れ時期についても記載してますのでご覧ください。

まとめ

うどんこ病になったシラカシはなかなか完治しないものの、放置するとシラカシが悪化してしまうので対処が必要になる。

薬を散布することは簡単だが、うどんこ病の原因を取り除く為に適切な時期の剪定は不可欠で、その上で薬剤散布をすると効果的。