本日は世田谷区在住の自宅の壁のツタに困っているという方からご連絡を頂きご自宅にお伺いしてきました。
お話を聞くとこんな内容です。
- あまり行かない自宅裏の壁一面にツタが蔓延っている
- 隣の家の方まで伸びてツタが張り付き苦情がきた
- 足が悪くてどうにもできない
このようなことでした。

自宅裏は足が悪くなってきてからあまり見に行かなくなり、いつのまにかツタが蔓延って3階の高さまでいってしまい、隣の家にまで伸び苦情がきてしまったということでツタを撤去してほしいという内容でした。
【近隣から苦情】世田谷区の3階建ての個人邸の壁面を覆ったツタ取り作業事例
ツタを放置するとどうなるか
文頭にも書いた通り、ツタはどこまでも伸びていきます。3階建ての屋根まで簡単に伸びてしまうもので、ツタは先に伸びることを優先します。このときツタは吸盤のようなものを体からだし、へばりつきます。
そのあとに、徐々に茎が太くなり、太くなった幹からより強い根を伸ばし始めます。
この吸盤と根が壁面を傷つけ、壁面の劣化を早めてしまいます。
また、都内近郊ですとクーラーの室外機に巻き付き故障したり、窓の網戸に絡みつき、ツタを取るときに破れてしまったり、窓の隙間から自宅の中にツタが入ってしまうこともあります。
実際のツタ取りの作業事例
苦情があった壁面のツタ取りを行ってきました。
お隣の家と隙間があまりなく、人がようやく一人入れるかどうかくらいで、ハシゴをかけて作業をしますが、とても時間がかかります。
また屋根の高さは10mくらいなのでハシゴを登ってやるのでとても危険な作業です。
下記が作業前の画像です。

下記がツタ取り後の写真です。

ツタ取り後の写真を見ると根っこのようなものが見えますね。
これは剥がすのがとても大変です。理由としては壁面の塗装も剥がれてしまうからです。
根が生えてくるまでツタ取りを怠ると写真のようなものが残ることを知って頂ければと思います。
また、地面の方を先に切って枯らすともっと大変です。
ツタは生きているうちだと千切れにくいのでいっぺんに剥がせることがありますが、枯れてしまうとプツプツと千切れてしまいます。
また、剥がすという方法ではなく、違う方法で除去する方法がありますが、時間もかかり、金額もグンっとあがってしまいます。
ツタは発見次第取ることをオススメします。
まとめ
ツタを壁面に生やすのはリスクが多く、後に困ることが多い。
また、作業もとても大変で作業を行うときはツタを枯らせず生きたまま除去する方がいい。幹が太くなる前にやらないと壁面に根をはり、塗装までダメになってしまう。