こんにちは。世田谷の植木屋、沼山造園の沼山です。
今回は植木の中でも自然に生えた実生と言われる樹木の伐採事例になります。実生で生えた木は、アキニレという樹木でした。庭木の中で植えたことがないのに勝手に増えていたという木があればこの実生の木かもしれませんね。
※実生は種から生える植物のことで、自然に生える樹木は種から育つものがほとんどです。
鳥が運んできたり、近くのアキニレの種が飛んできたりと実生という形でとんできて、生えていることが多いです。このアキニレは6本ほどあり、高さは4.5m~5.0mほどあり、太さは15cmから30cmほどありました。
アキニレとは
アキニレはネズミモチと同等くらいに実生で生えやすく、自然に生えてきて、簡単に樹高10m〜15m程になるニレ科の落葉高木です。
似ている樹木にハルニレがあり、実生は伐採対象になりやすいが、どちらの樹木も木自体が硬く伐採を試みても失敗してしまう方が多いです。
伐採とは
伐採は、お庭や敷地内などに植えられている木を切り倒すことを指します。庭木の伐採は、さまざまな理由で行われることがあります。
伐採は、樹木の種類や大きさによって作業の難易度が異なります。大きな樹木や特に複雑な環境での伐採は、専門知識と適切な道具や技術が必要です。安全を確保するために伐採を行える業者に依頼することが一般的です。
伐採は木を切り株にしますが、木が完全に枯れるという保証はできません。切り株の状態から樹木は新しい幹を伸ばし、生き延びる場合もあります。
完全に枯らす作業は抜根の作業をオススメしています。
伐採理由
今回の伐採理由は自分で植えたわけでなく、自然に生え、生えた箇所もブロック塀の際に生えてきて、塀を押していて傾いてきているという理由で危険があるためでした。
伐採の流れ
伐採は最終的に切り株になります。手順は以下の通りです。
- まず安全確認
- 上部の枝を切る
- 幹を切る
- 根元まで切る
このような流れになります。
伐採の1番大変なところは危険箇所の早期発見です。ですので最初の見積もり段階で安心確認が必須になります。
伐採に至るまでのご提案
今回は普段使っている剪定鋏やノコギリを使い剪定を行います。施工箇所に貸している部屋があったため、なるべく騒音が響かないようにしてほしいということでした。
また、作業箇所にいくのに、危険な箇所を通らないといけないということがあり、必要最低限の道具で作業を行う必要がありました。以上のことが沼山造園で可能だったため、ご提案し、作業の御了承を得ました、
実際の伐採事例と落葉清掃
まずは清掃からと思っていましたが、清掃に支障がある樹木は先に伐採を行いました。
オーナーさんがこの実生の樹木が生えてくるところに来ることができないため、落ち葉が大量にたまっていました。落ち葉は90ℓのゴミ袋が4つ出ました。
伐採は全部で細いのと、太いのを含めて6本ほど生えていました。
脚立の搬入ができないため、塀などに登らせて頂き、アキニレの上部から切っていき、全て伐採をしていきました。
下記は実際の伐採と落葉清掃の動画になります。
伐採料金
アキニレの伐採料金は以下のようになりました。
- アキニレの伐採料金は47,520円
- 落葉清掃は3,300円
- ゴミ処分費は3,300円
合計54,120円になりました。
伐採依頼を頂いたお客様の声
伐採依頼を頂いたお客様の声を頂いております。
入居者しかいけないところに知らない間に木が生えて困ってた。見積の時にハシゴを持ってきてもらい、高いところに登ってもらってありがとうございます。
木もなくなってすっきりしました。
世田谷区のお客様より
【世田谷】実生で生えたアキニレの伐採と落葉清掃-オーナーが立ち入ることができない箇所の伐採事例記事のまとめ
今回は世田谷で行ったアキニレの伐採について詳しく説明しました。伐採は基本的に危険な作業になるため、安全確認が重要になります。安全確認を行い木の上部から適切な分だけ切り、最終的には切り株にします。適切な手順と豪ぐを使い仕上げていきます。
伐採は、木が完全に枯れるという保証はできません。切り株の状態から樹木は新しい幹を伸ばし、生き延びる場合もあります。完全に枯らすのは抜根という根を抜く作業オススメしています。
この記事を読んで、ちょっと自分で伐採や抜根ができそうにないと思われた方は、植木屋さんに相談することがおすすめです。
この記事を書いた世田谷区にある沼山造園では、伐採、抜根などなどお見積もりを無料で相談することができます。雑草のお悩みがある方も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。