まもなく1年に2、3度発生する痒くなるチャドクガの対策をしていますか?

庭木に出て原因不明の湿疹、ぶつぶつができ被害にあったことはありませんか?

植木屋になり庭木をいじるようになり、体に異変が起こったことは虫ではこのチャドクガかイラガしかありません。

あとは少し痒いくらいの蚊やアブだけ、近づいただけで被れるウルシの木がありますがまた違うときにブログで投稿させて頂きます。

人により湿疹の出かたは違いますが、この湿疹の原因はチャドクの可能性があります。

これ以降はチャドクガの虫の写真が頻繁に出てきます。

見て気を落とす方もいると思いますので苦手な方は上記の目次の方から対策をクリックすると飛ぶことができますのでそちらをクリックしてください。

チャドクガとは

これが毒性の強い毛を持つチャドクガです

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長い毛が見えると思いますがこれに触れた場合尋常ではない痒みに襲われ腫れます。

腫れずに湿疹ができる方もいるので、人によって症状が違いますが痒くなることは間違いありません。

見た目も気持ち悪いですがこれはまだ少ないほうです。そしてこの画像のチャドクガは大きくなった方だと思います。

生まれたての時は1枚の葉っぱに何十匹もの毛虫が密集して葉っぱを食べています。

まずどれがツバキかわからない

自分の庭に何本か樹木があるけどなんていう木かわからないという方が多いですが

これがツバキです。

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葉っぱの色が濃く厚みのある感じで少しギザギザしています

花芽も大きく花にも特徴があります

こちらがサザンカ

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ツバキに比べて葉っぱが小さく細かい枝が多いです。マンションの生垣に使われていることがありますがチャドクガ対策をしていない生垣は悲惨なことになります。

大量発生をしたときは周辺に住んでいるお子さんなどは汚いものや樹木なども関係なく触ってしまうのでお子さんが被害にあうケースが多いです。

剪定によるチャドクガの予防

チャドクガの予防としてはまず剪定があります。品種によりますが時期は4~5月頃に剪定をします。

これは花付きを良くするためでもあります。込み入った枝を整理しチャドクガの卵や幼虫を発見しやすくするためです。

卵から孵化したチャドクガは発見が遅れるほど幼虫は大きくなり毒性も増し危険性も高くなります。ですので

幼虫の発生は地域にも寄りますが1回目は4月から6月末までなのでツバキの剪定時期である春先に剪定を行うことがチャドクガの卵の発見と予防になるということです。

そしてなによりご心配なのが庭には行かないし、何も関係ないと思っている方が多いということです。

勢いのあるチャドクガが丸々1本ツバキの葉を食べ終えた後に、移動を開始する場合があります。

これはかなり危険です。毒性の高い毛虫が家の壁を張ったり洗濯物に付いたりするのです。

これは沼山造園で経験したことですが本当に悲惨でした。

気づかずに直接触ってしまったチャドクガの猛毒にやられてしまったお客様の腕や首は荒れに荒れ、腫れあがり、医者にもらった薬を塗っても痒く、夜に何度も起きてしまうと嘆いていました。

この時は丸裸のツバキを根元からばっさり切り、洗濯物は大きな袋に入れてクリーニングに持っていってもらいました。

その間、壁やベランダに張り付いたチャドクガを丁寧に探し、壁やベランダを洗浄し洗い流し作業は終了致しました。

チャドクガの薬剤散布の予防について

4月~5月頃の剪定時期に薬剤を巻けば100パーセントではないですが梅雨時期に発生することはありません。

薬剤の効果が1年も保てると思っている方がいますが、私は未だそんな薬剤を見たことありません。薬剤はだいたい1ヶ月半ほどしか効果が持続しません。

1年も効果が保てる強力な薬を巻くと樹木が枯れる危険性があるからです。

そして2回目の発生は8月の下旬から10月までぐらいですので7月の末から8月の中旬にかけて薬剤を散布することをオススメ致します。

沼山造園で、この2回の薬剤散布と剪定の対策をしていてチャドクガが発生したことは一度もありません。

チャドクガの幼虫を発見・発生した場合

ご自信で対処する方は風下に立たずになるべく静かに枝ごと切りその下で袋を構えそのまま捨ててしまいましょう。

肌の露出は厳禁です。首元はしっかり守りましょう。できることならカッパを着てやることをオススメします。

葉っぱが食べられていて、姿が見えない場合はそれ以上近づかないでください。

もうそこにはいないかもしれませんが、毒性の高い毛がツバキに残っている可能性があります。これも皮膚にささると痒くなります。なにより人体への被害も大きいのがチャドクガの特徴です。

自分でやるのが怖い。一度経験をしたことがあるので2度とあんな目にあいたくないという方は近隣の植木屋さんにご依頼したほうが安全です。

発生したあとの費用ですと樹木の大きさ、対処の仕方によりますが2万円はかかると思います。人体にも被害があった方は病院に行く方もいるので通院費やその時間を奪われることになり出費がかさむ恐れがあります。

沼山造園は東京都の大田区、目黒区、神奈川県は川崎市の中原区、幸区ですとすぐにご対応できます。

期間限定ですが防除サービスを行っておりますのでお急ぎの方は下記からご連絡ください。

そもそもどこからチャドクガはくるの?

チャドクガは成虫の蛾がツバキやサザンカといったお茶の木に卵を産み付け孵化をして葉を食べ始めます。

期間限定チャドクガ防除サービス

防除サービスを行う理由

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防除とはチャドクガを庭木に寄せ付けないためのサービスですが、木に発生した時点でほぼ手遅れです。

毛が葉や枝に毒性のある毛がくっついてしまい木に残ります。

チャドクガの毛は目で確認できるような大きさではないので知らずに被害にあってしまうんです。

本当に悲惨です。

これが大事な試験前、結婚式の前、パーティーなどの一生記憶に残る大事なイベントごとを最悪な状況で過ごしたくないですよね・・

お子さんやお孫さんが被害に合われたら大変なことになりますよね・・

こうならない前にチャドクガを寄せ付けない対策が必要なんです。

薬剤散布による防除サービス

沼山造園ではチャドクガ対策として年に2度の薬剤散布をオススメしています。

※2021年度よりチャドクガが発生している樹木に関する作業を行う場合、一部の道具が使えなくなる、洗浄に時間がかかる、作業員にリスクが多いということもあり、一律税込み5500円の経費を追加で頂いております。何卒ご了承くださいませ。

散布樹木の面積が0㎡から48㎡までの方は初回限定の1回5500円(税込)

48㎡以上のお客様は別途追加料金がかかります

こんな虫たちがお客様を悩ましています。

あくまでも沼山造園に寄せられる問い合わせ事例を元ですが庭先、ベランダでも発生しているかもしれません。

植木の葉が食べつくされ枯れてしまう前に、

痒みや腫れを発症し大事なパーティーに参加できないなんてことがないように事前に対策されるのが効果的です。

ご自身でやるのが不安という方は下記の電話番号にご連絡いただくか、お問い合わせからメールを頂ければご対応致します。

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