ご自宅周りの慢性的な雑草を減らしたい方の中には

  • どんな道具を使えば私の負担が減るだろうか
  • 体調のすぐれない方
  • 膝が痛くて膝が付けない
  • 腰を曲げるのが大変
  • 作業中の怪我をしたらどうしよう

このような不安を持っていても自分の家だからやらなければいけない現状になっている方もいるのではないでしょうか。

そんな方々の為に効率よく道具を使って雑草を取ってほしいのでにさっそく雑草取りの道具のメリットとデメリットについてご紹介していきます。

「雑草取りをしたのにもかかわらず、すぐ生えてきたことがある」こんな経験をしたことがある方人が多いと思います。雑草がすぐに生えてくることを解決するために、まず雑草が増えてくる根本的な原因の解決のためには【ご自宅周りの雑草を本当に減らしたいと考えている方へ】を読めば雑草を減らす対策がうてます。

それではホームセンターで道具が揃う雑草取りの6つの方法とそのメリット、デメリットをご覧ください。

ホームセンターで揃う雑草取りの5つの道具とメリット・デメリットと費用

雑草を減らす方法は色々な方法がありますが、必ず良し悪しがあります。ご自身の体調と相談し当てはめ、次の6つを試してみてください。また他に必要になる小道具の書き出しと費用に関しても記載しています。

  1. ゴム質の手袋を付け手で雑草を抜く
  2. 鎌で雑草を抜く
  3. 草刈機で草を刈る
  4. 除草剤を撒く
  5. 塩を撒く

作業の格好は帽子と汚れてもいい服を最初に揃えましょう。夏場は虫よけスプレーや蚊取り線香があるとだいぶ作業が捗ります。

それでは一つ一つご説明します。

~追記と訂正・2020年2月17日~以前は表で書いていましたがスマホでは見えにくいので箇条書きで書いていきます。

ゴム質の手袋を付け手で雑草を抜く

植木屋の僕からいいますと手で抜いていくのが一番正確に抜くことができます。ですが、素手だと指の負担がかかるので指先がゴムの材質の手袋をはめると雑草が指に引っかかりやすくとても抜きやすくなります。

手袋を使って素手で抜いた時のメリットとデメリットをまとめてみました。

ゴム質の手袋を付け手で雑草を抜くメリット

  • 定期的に抜いていくと雑草が生えにくくなり雑草取りの時間も短縮できる
  • 薬などを使わないのでペットや子供の体調なども心配なし
  • 一番コストが安い雑草取りの方法
  • ちゃんと抜けば一番効果的
  • 機械などと違って手なので一番融通が利く

ゴム質の手袋を付け手で雑草を抜くデメリット

  • 雑草が減るまでは時間がかかる
  • 時間が一番かかる
  • 手だけでは抜けない雑草がある
  • 体力がいる
  • 汚れる
  • ゴミがたくさん出る
  • 足腰の負担がかかる

ゴム質の手袋を付け手で雑草を抜く費用

手袋を付け手で雑草を抜く時に必要な道具は次の4つ

  • 雑草を入れるゴミ袋(45リットル)は300円~400円
  • 手袋は300円~400円
  • ちりとりは200円~300円
  • ホウキは300円~400円

合計1700円。

あとは抜いた雑草をゴミの日に出すだけです。

鎌で雑草を抜く

鎌で雑草を抜くのは手で抜くのを補助しているような感じになります。基本は手で抜くのと変わりありません。

鎌にも種類があります

  • 平べったい鎌
  • 草取り鎌
  • ノコギリ鎌

用途はほぼ一緒ですが稲のような固い雑草が多い場合はノコギリ鎌を使用した方が取りやすいです。

また鎌を連想すると柄の短い鎌を想像するかもしれませんが、柄が長く足を曲げずに作業できる立ち鎌というものもあります。

この立ち鎌を使うときの注意点は砂利に雑草が生えている場合、コンクリートの隙間から雑草が出てるなどの時はほぼ効果を発揮しません。

また、立鎌の種類で抜くタイプの抜き鎌というものをたまに見かけますが雑草の量を考えてから購入することをおすすめします。

鎌で雑草を抜くメリット

  • 手で抜けない雑草が抜ける
  • 定期的にやり、慣れてくると雑草が生えにくくなり雑草取りの時間も短縮できる
  • 薬などを使わないのでペットや子供の体調なども心配なし

鎌で雑草を抜くデメリット

  • 雑草が減るまでは時間がかかる
  • 鎌の切れ味が徐々に悪くなる
  • 鎌で怪我をすることがある
  • 汚れる
  • ゴミがたくさん出る

鎌で雑草を抜く費用

鎌で雑草を抜く時に必要な道具は次の5つ

  • 雑草を入れるゴミ袋(45リットル)は300円~400円
  • 手袋は300円~400円
  • ちりとりは200円~300円
  • ホウキは300円~400円
  • 鎌は400円~500円

合計2200円。

あとは抜いた雑草をゴミの日に出すだけです。

草刈機で草を刈る

草刈り機はとても危険な機械です。購入する際は、取り扱い説明書をしっかりよみ、事故や怪我にあわないようにしましょう。

慣れてくるとこんなに楽に雑草を刈れるものはありません。

草刈り機で雑草を減らすメリット

  • 足を曲げずに作業ができる
  • 短時間で土の上に出てる雑草が無くなる
  • 表面上、すぐ綺麗に見せれる

草刈り機で雑草を減らすデメリット

  • 機械の購入費用がかかる(紹介している中でコストが一番高い)
  • 機械を扱いなれるまで時間がかかる
  • 石などが飛び怪我をする、窓が割れるなど危険を伴う
  • 刈った雑草のゴミを集めるのが大変
  • 根は完全に残るのでまたすぐに雑草が生える
  • 平地以外の斜面などは作業が困難
  • 細かい隙間は枯れない

草刈機で草を刈る費用

草刈り機で雑草を刈る時に必要な道具は次の6つ

  • 雑草を入れるゴミ袋(45リットル)は300円~400円
  • 手袋は300円~400円
  • ちりとりは200円~300円
  • ホウキは300円~400円
  • 目の防護メガネは100円
  • ゴミを集める熊手は1000円~1200円
  • 草刈機は10000円~20000円
  • バッテリー代10000円

合計37000円。あとは刈った雑草を回収してゴミの日に出すだけです。

除草剤をまく

ホームセンターには根こそぎ枯らすと書かれている除草剤をよく見かけます。

ですが、種類が多くてどれを買えばいいかわからないと困る方もいるでしょう。

ですので今回は植木屋として、庭に生える雑草に効果がある除草剤について解説します。

除草剤の形状には液体と粒状の2つの形状があり、効果が違います。

  • 液体は「今生えている」雑草の直接かけると枯れていきます。
  • 粒状は「これから生えてくる」雑草を主に枯らさせます。

このような今生えているものに対して枯らす除草剤を茎葉処理型、今後生えてくる雑草に対して枯らす除草剤を土壌処理型と言います。

そして土壌処理型と茎葉処理型の2つの効果を合わせ持つものも売っています。これはとても高いです。

※また、私の会社では苔を雑草の一部として見ていないのですが、このどちらの除草剤がほぼ効果がないからです。苔は苔専用の薬が売られているので減らしたい方は専用の薬をお求め下さい。

あとは、散布したい箇所の広さを考え、薄めて使うもの、原液のまま使うものを選び購入しましょう。

除草剤で雑草を減らすメリット

  • 足腰を曲げずに作業ができる
  • 散布した箇所の植物を全てを枯らす
  • 作業がとても簡単

除草剤で雑草を減らすデメリット

  • 枯れるだけで枯れたままの形で残る
  • 自分の家にどれくらい必要かわからなくなる
  • 除草剤の効果が出るまで時間がかかる種類がある
  • 散布した箇所に木の根が接している場合、樹木も枯れる
  • 除草剤の効果がある期間は散布箇所に何も植えれない
  • 除草剤の効果は一生ではない
  • 子供やペットが庭先で遊べなくなる

除草剤で雑草を枯らす時の費用

除草剤で雑草を枯らす時に必要な道具は次の6つ

  • 雑草を入れるゴミ袋(45リットル)は300円~400円
  • 手袋は300円~400円
  • 除草剤は1000円~10000円
  • 除草剤を散布するポンプやジョウロは500円~7000円

合計22000円。

塩をまいて雑草を減らす

塩をまくことについてですが、あまりオススメできません。

塩をまいて雑草を減らすメリット

  • 除草剤のように枯れる
  • 作業が簡単

塩をまいて雑草を減らすデメリット

  • 車や家の劣化を早めるので、車や建物の周りでは使えない
  • 樹木も枯らしてしまう
  • 塩自体は自然界で分解ができないので除草剤より効果がある

塩で草を減らすときの費用

あら塩一袋350円

雑草取りを業者に頼む費用

草を取ってくれる業者さんはたくさんいます。植木屋さんや便利屋さんなどがとってくれます。

地域名と植木屋さんと検索すれば出てきますのでご検討ください。

業者に頼むメリット

  • 庭の状況にあった対処がわかる
  • 雑草について相談ができる

業者に頼むデメリット

  • 求めていないものを押し付けてくる業者がいる
  • メリットしか言ってこない業者がいる

この他にもグランドカバーといって植物を植えて雑草を抑制するような対策もありますがあくまでも雑草を抜いた後の対策です。

世田谷区の沼山造園に頼む場合の費用

東京都世田谷区にある沼山造園では地面に生えてる草を手で抜く場合は、1m×1mの面積で1㎡になりますが、1㎡で880円ゴミ処分費別途で承ってます。

また草丈、生えている箇所によりお値段は変りますので興味がある方は料金案内をご覧ください。

ほかにも業者さんはたくさんいますのでご自身で出来なかった方はご自身の地域で植木屋さんと検索して探してみてください。

上述した必要小道具費は、費用はあくまで目安です。ホームセンターによって値段は変わりますので参考にして頂ければと思います。

もっと安いものもたくさん販売されていますが安物買いの銭失いにならないように、きちんと選ぶことをオススメ致します。

業者さんに任せる場合、見積りを数社とることをオススメ致します。必要のない作業工程が含まれている場合、どうにも腑に落ちない場合は他社さんに見積りをお願いし後悔しないようにしましょう。

まとめ

ここまで、ホームセンターで揃う雑草を減らす道具についてご紹介しましたが如何でしたでしょうか?

まず大切なのはご自身のお身体ですので、自分で作業できるのか専門業者に頼むべきなのかを見極め、必要な道具を選び、効果のない作業ではなく、効果的な雑草取りをして確実に雑草を減らしていきましょう。

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