今回は世田谷区のお客様からの御依頼で、芝生の育生作業を行ってきました。
芝の管理は難しく、密度の高い芝生に育てるために必要な作業を行いました。
芝生の育成に必要なお手入れ
芝生を元気に育てるために必要な作業は次のような流れで行います。
- 芝生の除草
- 芝刈
- サッチング
- エアレーション
- 目土
以上のようなお手入れが必要になります。
芝生の除草
芝生の除草は大変ですが、毎日行ってもいいくらいの芝生を育てるためには必要不可欠です。何故なら、繁殖し始めると手に負えず芝生ではなく、雑草畑になるからです。
ある一定の期間を行うと芝生が強くなり、雑草が生えにくい環境になります。ですが、やはり放置する期間が長いと再び雑草は生えてきてしまいます。
雑草は芝生に必要な栄養を奪い、雑草の方が大きくなると芝生に影ができ、芝が育ちにくくなります。
芝刈
芝刈りは芝生の密度をあげるために必要なお手入れです。3月から6月末までは月1以上の芝刈りが必要になります。
サッチング
サッチングは枯れた芝生の葉っぱを取る作業になります。枯れた芝生の葉は白く、通常の青々した芝とは異なるため見分けがつきやすいです。サッチング専用の機械やサッチング専用のレーキや熊手で集めて回収していきます。
枯れた芝生の葉っぱは自然に分解されにくく、水はけが悪くなる原因となります。
エアレーション
エアレーションは硬くなった土に穴をあけ、空気を入れる作業になります。
硬くなった土は水はけが悪く、芝生の育生には適さない環境です。
今回やったのはエアレーションというよりはコアリングという作業になりますが、どちらも穴をあげる作業で、穴の大きさが異なります。
コアリング後は空けた穴が大きいので目土を行っていきますが、土壌がふかふかになりやすい、有機物や肥料を目土に混ぜて空いた穴を塞いていきます。
目土
芝生は数年経つと表面がボコボコとしてきます。凹凸があることで水たまりができやすくなる、芝生の育生がしにくくなるなど育生に支障がでてくるため、芝生の表面に芝の目土を薄く敷いていきます。
【世田谷区】6月の芝生の管理作業、15㎡ほど芝
お客様からは
「雑草が生えすぎて芝のお手入れのやる気がでない」ということでした。
芝生は雑草に覆われて、芝生が隠れている箇所もありました。
下の画像が芝生の管理前です。
下の画像が芝生の管理後です。
6月末までの芝生の管理アドバイス
6月までであれば目土が間に合います。ご自身でも表面にパラパラッとまけますのでぜひやってみてください。雨などで濡れていると目土がやりにくいので雨天の日や次の日は控えて行います。
目土を行う時は芝刈り後にやると表面の凸凹が見えやすいので芝刈り後に行うとやりやすいです。
【世田谷区】4月の芝生の管理作業・芝刈りについてのまとめ
芝生は除草と芝刈りは育てるために必須な作業になります。毎日とはいいませんが、月1回ほど行うようにします。サッチング、目土とエアレーションは芝の状態を見て行うようにしましょう。苔が生えていたら進んで行う方がいいです、
この記事を書いた沼山造園では、芝生の管理のお見積もりを無料で相談することができます。芝生のお悩みがある方も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。