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積雪から7日。個人邸の樹木の倒木や枝折れによる被害、他人を巻き込む2次被害を起こさないようにする為には

雪の重みで主幹折れたミモザの補修

車で旅行に行ったときに山の中を走った経験のある方、少し町から外れた田舎道を走っているときに森の中に数本倒れている木々を見たことある方はいませんか?

積雪や突風による個人邸の樹木枝折れの被害。倒木被害の現状

今年の雪は多いところで15cm以上も積もったということで雪の重さにより樹木の被害も多く発生していました。倒木のニュースも毎年のごとくTVで扱われているのにも関わらず、多くの人が他人ごとのように聞いてしまっている現状があるのではないでしょうか?現に起きている被害を綴っていきます。

自然が原因によって起こる樹木の被害

自然に寄る樹木の被害は大小かかわらず多く発生しています。まずどんなことが起きているのか把握していきましょう。

  • 樹木の倒木
  • 樹木の枝折れ
  • 樹木の幹が折れる
  • 樹木が傾く

大きく分けてこの4つになり、この被害により実際に起きた2次被害、または起こりえるであろう被害を少しあげさせて頂きます。

京都市北区上賀茂十三石山で、倒木の下敷きになり死亡。これは最悪のケースですが実際にありました。また自分の家に樹木が倒れてきた場合、窓が割れたり壁が破損することも考えられます。

台風による枯れていた枝が突風で折れ、歩行者にぶつかり怪我をする。こちらも通りかかった車や自分の所有している車の上で起きた場合は傷だけで済まないかもしれません。

積雪により大事していた樹木の幹が幹の途中から折れ、ハサミやノコギリで切る場合は断面が綺麗なので樹木の回復時間が短いのですが枝折れは裂けるように割れるように樹木が切られてしまいます。こうなると修復が遅く花が見られなくなる、そのまま枯れてしまうということも考えられます。

下記は世田谷区を中心に平成30年度に作業をした倒木や主幹折れ、枝折れの対処をしたときの写真です

沼山造園にいち早くご連絡頂いた積雪による被害に関する写真は下記のようなものがあります。順にミモザ、マキ、オリーブの写真です。

ミモザの花が大好きな奥様からの電話を頂き、内容が積雪で枝が折れ、主幹が折れ大変なことになっていてどうにかこのミモザを助けて欲しいというご連絡を頂きました。

雪の重みで主幹折れたミモザの補修

積雪の次の日マキの木の枝が折れ道路の方に飛び出してしまっていて、誰かに当たったわけではないですが当たっていたらと思うと怖くなったというご連絡を頂きました。

道路側に枝折れをしたマキの木の伐採

家とオリーブの枝の間に雪が溜まり隣の家のほうに枝が折れてしまった。ちょうど車が無かったから良かったもののいつもそこには車があってということでご連絡を頂きました。

家と樹木の間に溜まった雪の重みで折れたオリーブの枝の強剪定

このほかにもサクラの枝折れもありましたがサクラは悪さをする菌が付くことがあり、枝が折れたままだと折れた箇所から菌が入り最悪の場合、木全体が枯れてしまうこともあります。こうならないように剪定をし薬を塗ってきました。

これらの樹木の被害、2次被害はご自身に降りかかるだけでなく隣人や他人を傷つけてしまうという問題です。

毎年なぜ起きる?個人邸の樹木が被害に合わないための2つの方法

年間で樹木被害が起きやすい月とは?

いったい1年で被害が多いのはいつなのか?というと9月~10月の台風の時期、12月~3月の積雪時期こんな時期に枝折れや倒木のお悩みのご連絡がきます。そして4月、春一番による突風で樹木が簡単に倒れてしまった事例もあります。日本の風習としてお盆前と正月前に庭木を手入れする風習があり、この時期に手を入れる方が多いですがちょうど被害が合いやすい時期の前に手入れができているということになります。

倒木の恐れがある樹木の簡単な見分け方

樹木の根元の方を軽くで良いので押してみましょう。(※押す場合、押す方向に何も無いこと確認してください)土の中にあるはずの根が地面の中で動いているような状況が見て取るようにわかれば危険です。びくともしなければまだ大丈夫な状況です。それでも不安でしっかり見て欲しい方はご連絡ください。

倒木が起こるような樹木は赤ちゃんのような状態の樹木?

植えたばかりの樹木は環境により、成長する順番がずれることがあり、頭でっかちになってしまい足元がおぼつかない、根が張れていないということが多々あります。歩き始めた赤ん坊のような状態です。赤ちゃんは頭が重く足元がしっかりしていませんよね?こんな状態が樹木で起こっていて倒木の原因であり、ちょっとしたことでコロンと倒れてしまいます。実は大きな樹木も根を張れず成長してしまい倒れるか倒れないのかのぎりぎりのラインのフチに立っていることが多々あります。これを助けるのが支柱です。

気をつけなければいけない植えたばかりの若木と老木

倒木は根が切れてしまったり、根を張れていない状況、土がぬかるんでいるといったことが原因で起こることが多く、これらの対策としては十分な根を張るためのスペースと支柱による安定性が必要になってきます。老木の松などの大事にされがちな樹木は頬杖支柱などで支えられているのを良く見ます。こういった支柱の対処が倒木を防ぐための対策がある。種類は様々で樹木の大きさや形状、現地の状況によって素材も変わり支柱の立て方も様々です。

支柱の種類と材料費の値段の相場

  • 竹材による支柱の設置方法

竹を1本~3本を使って固定する支柱がある。1本掛け支柱、2本支柱、3本支柱(八ツ掛支柱)布掛け支柱などがあり用途は様々で、その環境にあった支柱の設置方法がある。

竹の値段は太さなどで変動しますが高く見積もって1本1,200円ほどの材料費がかかります。また樹木と竹を結ぶ紐や針金、保護テープの材料も必要な場合もある。

  • 丸太材による支柱の設置

丸太の種類も様々あり、防腐処理や色、炭焼き、これも長さや種類、太さによって値段の変動がある。街路樹によく使われている鳥居支柱の場合、2mほどの支柱が2本と短い横木0.45m~0.6mの丸太が1本必要になる。支柱のみで2000円程度かかり竹材と同様に結束材が必要になる。

大きめの樹木に対して長い丸太を使う場合もあるが4mほどの丸太が1本2000円程度になる。

支柱の種類よって使う本数が変わるので参考程度に見ていただければ助かります。そしてこれに施工代金が加算されます。

支柱の種類によりますが木自体を支え、枝とも結束する場合もあるので枝折れの対策になります。

下記の動画は世田谷区で個人邸で家側に幹が伸びてきてぐらぐらしているので倒れてくるのが怖いということで頬杖支柱を設置したときの動画です。

上記の頬杖支柱の場合長い支柱1本と横木の丸太1本、結束材などの施工費を含めて7,020円(税込み)で仕上がり、作業後はお客様の不安も無くなったようでとても安心しており、再度お伺いしたときは以前より幹がしっかりと太くなり安定していました。

枝折れ被害があった樹木は刈込剪定ではなく枝を抜く剪定を必要としていた

生い茂った木々は密集しており刈込剪定の場合は枝が増え風を受けやすい、雪が積もりやすい、もっと言えば病気にもなりやすいというあまり良いことがありません。毎年とまでは言わないですがいらない太い枝を抜く必要がある。刈込んでばかりいると内側の枝は枯れ、枯れ枝は突風が吹くとぼきっと折れてしまいます。このようにならないためのきちんとした枝抜きの剪定を行う必要があるのです。

剪定をすると他にも良いことが?

剪定は樹形を維持し、枯れ枝を取り、風通しがよくなることで病気になりにくい、それにいらない枝を切るため花つきが悪かったのが回復するということがあります。また剪定対象の木の状態が元気がないのか、どれくらい弱っているのか、害虫が付いているなどに気づくことができるます。そして今回書いてきた自然災害の早めの対処、二次災害を引き起こさないためにやっているということもあります。

まとめ

何も樹木のことがわからない方、家に生えている木をなんとかしたいと考え植木屋さんを探している方のために記載させて頂きました。ご自宅の庭さきの雰囲気や状況によって見積額も変動していきますが目安としてかかった費用を参考にして頂ければと思います。本当に緊急の場合以外は、複数の植木屋さんから見積りを取り、内容をしっかりご説明して頂ける植木屋さんに作業をお願いして頂きたいと思います。

ご自身の身体も家も樹木も大事にしていきましょう。

 

 

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